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アジアのクリスマス~フィリピン、ベトナム、インドネシアの過ごし方~

2024.12.25新着情報一覧

こんにちは!

本日12月25日はクリスマス!

多くの国々で愛されるこの日ですが、日本以外の国ではどのように過ごされているのでしょうか?

今回は、私たちが普段特定技能の支援をしている国籍であるフィリピン、ベトナム、インドネシアのクリスマスの過ごし方を紹介します。

それぞれの国の文化や伝統が織り交ざったユニークな祝い方をぜひご覧ください!

フィリピン: アジアで最も盛大なクリスマス

フィリピンはアジアで最もクリスマスを盛大に祝う国の一つです。人口の約90%がキリスト教徒(特にカトリック教徒)であるため、クリスマスは一年で最も重要な祝日とされています。

1. 早い準備開始
フィリピンでは、クリスマスの準備が9月から始まります。「-ber」で終わる月に入ると、街中にクリスマスツリーやイルミネーションが飾られ、すでにお祝いムードが漂います。

2. シンバンガビ(Simbang Gabi)
12月16日からクリスマスイブまでの9日間、早朝ミサが行われます。このミサに全て参加すると願い事が叶うと言われ、多くの人が参加します。

3. 家族の祝宴「ノチェブエナ(Noche Buena)」
クリスマスイブの夜、家族が集まり特別な料理を楽しむ「ノチェブエナ」が行われます。レチョン(豚の丸焼き)やフィリピン風スパゲッティがテーブルに並びます。

4. プレゼント交換とアギナルド
家族や友人同士でプレゼントを交換し、子どもたちは「アギナルド」と呼ばれるお年玉のような贈り物を受け取ります。

ベトナム: 楽しいイベントとしてのクリスマス

ベトナムでは仏教徒や無宗教の人が多いため、クリスマスは宗教的な意味合いよりも楽しむイベントとして認識されています。

1. 華やかな装飾
ホーチミン市やハノイなどの都市部では、ショッピングモールや街中に華やかなクリスマスツリーやイルミネーションが飾られ、多くの人が写真を撮りに訪れます。

2. 若者のデートスポット
クリスマスは若者にとってロマンチックなデートの日として人気です。特にクリスマスイブには多くのカップルがレストランや観光スポットを訪れます。

3. キリスト教徒の祝い方
カトリック教徒やプロテスタント教徒のコミュニティでは、教会でミサが行われ、家族で食事を楽しみながら祝います。

インドネシア: 多文化共生の中のクリスマス

インドネシアはイスラム教徒が多い国ですが、約10%のキリスト教徒がクリスマスを公式の祝日として祝います。

1. 教会での礼拝「ナタル(Natal)」
キリスト教徒は教会で特別な礼拝を行い、祈りを捧げます。

2. 地域ごとの特別料理
インドネシアでは地域ごとに特有のクリスマス料理があります。例えば、北スラウェシではスパイシーなマナド料理が人気で、家族で食事を楽しみます。

3. 商業施設での賑わい
ショッピングモールではクリスマスセールや特別イベントが開催され、ムスリムを含む多くの人々が楽しみます。

4. 家族との団欒
家族や友人と一緒に過ごすことが大切とされ、プレゼント交換や食事を通じて温かい時間を共有します。

まとめ

以上が、フィリピン・ベトナム・インドネシアでのクリスマスの過ごし方になります。

フィリピン、ベトナム、インドネシアのクリスマスは、それぞれの国の文化や宗教の影響を受けながらも、家族や友人と過ごす大切な時間を祝う日です。

フィリピンでは伝統的で宗教的なイベントが中心となり、ベトナムでは楽しいイベントとして祝われ、インドネシアでは多文化共生の中で独自のスタイルで祝われます。

同じアジア圏なので、日本と近い雰囲気はありますね。

皆様もぜひ楽しいクリスマスをお過ごしください☺

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