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特定技能人材が住む場所のルールとは?

2025.01.09新着情報一覧

今年に入って各企業様で導入が益々増えている特定技能人材。

特定技能人材を雇用する際、企業様より住む場所について質問されるケースが多々あります。

このページでは、特定技能人材が住む場所に関する基本的な情報やルールについて、わかりやすく解説します。

1. 特定技能人材は自分で部屋を借りることができるのか?

特定技能人材でも日本国内で自身の名義で部屋を借りることができます。ただし、いくつかの注意点があります。

・保証人の必要性
 多くの場合、日本国内に保証人が必要です。保証人がいない場合は、保証会社を利用することで契約が可能になることがあります。

・日本語での手続き
 契約書や説明書は日本語で記載されていることが一般的です。そのため、日本語がわからない場合はサポートを受けることをおすすめします。

・初期費用
 部屋を借りる際には敷金、礼金、仲介手数料などの初期費用がかかることが多いです。予算に余裕を持って準備することが重要です。

2. 部屋の広さについての目安

適切な生活環境を提供するために、以下の基準が推奨されています。

・1人あたりの専有面積が4.5㎡以上であり、かつキッチンやリビング等含めた全体の広さが7.5㎡以上  

6畳–8畳の1Rまたは1Kの部屋が一般的ですが、一人当たりの家賃を考慮し基準をクリアした2LDKに部屋に2人住まわせることもあります。どのような形で生活するかは入社前に双方でしっかり確認する必要があります。

また、交通手段として自転車や公共交通機関が想定されます。自分で車を持っている人材はまだまだ少ないため、スーパーや市役所、公共交通機関等へのアクセスも考慮しましょう。

3. 国で定められているルールやガイドライン

特定技能人材が快適に生活するためには、以下のルールや指針が存在します。

1. 住居提供の責任

受入企業や受入機関には、特定技能人材が住む場所を確保する責任があります。これには、以下のサポートが含まれます。

  • 住居探しの手続き支援
  • 保証人の手配や保証会社の利用手続き

上記で「特定技能人材は自分で部屋を借りることができる」と説明しましたが、保証人を探すことが困難なケースが多いため、多くの場合部屋の契約は企業様にお願いをすることになります。

3. 家賃の適正性

特定技能人材が負担する家賃は、不当に高額であってはなりません。受入機関は、適正な範囲での住居費を設定する必要があります。

多くに企業様は家賃手当を出したり、家賃の半額を企業負担にしたりといった形で対応されています。

4. 共同生活のルール

共同住宅や寮で生活する場合は、以下のポイントに留意します。

  • プライバシーの確保
  • 共有スペースの清潔さの維持
  • 同じ国籍や言語を話す人を配置する配慮

同じ部屋に2人以上住まわせる場合、人数を2人や4人といった偶数で住まわせることが望まれます。

4. その他の注意点

1. 地方自治体のサポート

一部の自治体では、外国人住民向けの住宅支援制度や情報提供を行っています。新しい地域に引っ越す際は、役所で相談してみましょう。

2. 防災への備え

日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。防災情報や避難経路を事前に確認し、緊急時に備えましょう。

まとめ

特定技能人材として日本で生活を始める際には、住居の確保が重要なポイントです。受入企業や機関のサポートを活用しつつ、適切な広さと環境の部屋を選ぶようにしましょう。日本での生活を快適にするためには、ルールやガイドラインを理解し、必要な準備を整えることが大切です。

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